★やってみた★ミュージカル歌詞内のあれこれ♪

ミュージカルの英語歌詞内に書かれているあれこれを、実際に試して記事にしています。書かれていることを試すことで、ミュージカルへの愛着や理解度がぐっと深まりますよ。気になるという方は、是非チャレンジしてみて下さいね★

ハミルトンも食べていた?(2)Toaster Oven English Rabbitを味わおう!

ミュージカル『ハミルトン』の虜になった方は、この日本でどれくらいいらっしゃるでしょうか?日本で公演がされていない分、恋い焦がれて、想いが募って、禁断症状が出ている方も少なくないでしょう。

何を隠そう、私もその1人です(笑)。

そんな私はつい最近、自分にとって最高の本を見つけました。ハミルトンが生きた時代にどんな料理が食べられていたのかが、100ページ強でまとめられている本です。

この本を見つけた時は衝撃が走りました!

ミュージカル『ハミルトン』に夢中になり、ハミルトンのことならば何でも知りたいこの私は、料理が好きで、食べることも大好きなのです。

これは作って食べてみるしかないっ!ということで、 今回はToaster Oven English Rabbit(オーブントースターで焼くイングリッシュ・ラビット)をご紹介しますよ。

 

目次:

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"THE HAMILTON Cookbook ~Cooking, Eating & Entertaining in Hamilton's World"

この本は第1~6章構成で、ハミルトンやアメリカの歴史、料理の歴史、そして22種のレシピが掲載されています。

全ページ英語の本ですが、『ハミルトン』好きの方には是非オススメしたい1冊です。

 

第6章、"Original & Adapted Recipes(オリジナル&改作レシピ)"では、8つのジャンルに分けてレシピを紹介しています。

 

  1. Breakfast & Breads(朝食とパン)
  2. Soups(スープ)
  3. Fish & Seafood(魚とシーフード)
  4. Meats(肉)
  5. Vegetables(野菜)
  6. Salad(サラダ)
  7. Sweets(スイーツ)
  8. Beverages(ドリンク)

 

今回は、1. Breakfast & Breads より、"Toaster Oven English Rabbit"をご紹介しますよ。

 

Toaster Oven English Rabbit(オーブントースターで焼くイングリッシュ・ラビット)

難易度:★☆☆
味:★★★
※いずれも個人的見解

チーズの溶けたトーストで、それをRarebitもしくはRabbitと呼んでいるようです。間違ってもうさぎのrabbitではないですよ!(しかし私は初め、うさぎの肉を使うのでは…と少し不安になりました。)

 

レシピの紹介

このレシピはオリジナルではなく、次の本の改作だそうです。

 

Adapted from "To Make an English Rabbit", Hannah Glasse, "The Art of Cookery Made Plain and Easy".
The Hamilton Cookbook: Cooking, Eating, and Entertaining in Hamilton's World HAMILTON CKBK [ Laura Kumin ](p.67)

 

Hannah Glasse(ハンナ・グラッセ)著、"The Art of Cookery Made Plain and Easy(シンプルで簡単な調理法の芸術)"の中の"To Make an English Rabbit(イングリッシュ・ラビットを作るには)"より…とあります。

恐らくこの本ではないでしょうか。

 

作る前に

「こうやって作るとより良い」ということがレシピの序盤に書いてありましたので、必要な部分だけ見ていきますね。

 

Hannah Glasse had three versions: Scotch (plain), Welch (with masterd), and English (with red wine). 
The Hamilton Cookbook: Cooking, Eating, and Entertaining in Hamilton's World HAMILTON CKBK [ Laura Kumin ](p.67)

 

元になっているHannah Glasseの本では、3種のイングリッシュ・ラビットがあったようです。

 

  1. Scotch (plain)…スコッチ(プレーン)
  2. Welch (with masterd)…ウェルチ(マスタード
  3. English (with red wine)…イングリッシュ(赤ワイン)

 

今回作るのはイングリッシュ・ラビットですから、3つ目の、一番想像がつかない赤ワインのラビットになります。赤ワインとチーズの組み合わせは美味しいけれど、果たしてこれがパンの上で一緒になるとどのようなお味になるのでしょうか?

ちなみに、使うパンは"country white"が良いとあります。それが、これです。

 

あー、なんだか海外のホテルの朝食に出てきそうなパン!食パンのようですが外皮がしっかりとしている印象です。日本では買えないのかしら…?

もしかしたら輸入商品を扱うようなお店にはあるかもしれませんが、ひとまず今回は食パンで作ってみることにしましょう。

 

材料

"Serves 1"とあったので、以下の材料で1人前です。

 

 

それでは1つずつ説明していきます。

 

  • 2 small or large thick slice of crusty country white or sourdough bread
    →country whiteかサワードウ(発酵パン種)…小さなスライス2枚か、厚手のスライス1枚
  • 2 to 3 ounces dry red wine
    →辛口赤ワイン…2~3オンス(60~90g)
  • 1+1/2 to 2 ounces sharp cheddar cheese, grated or thinly sliced
    →チェダーチーズ…粉状もしくは薄くスライスしたもの1+1/2~2オンス(45~60g)
  • Oil, optional
    →サラダ油…適量

 

アメリカの単位

この本を読む上で一番難しかったのは、単位です。

日本で何不自由なく使っているcm、ml、g、cc、℃などは、この本で一切使われていません!その代わりに使われているのはinch、oz、lb、°F…など、アメリカ独特の単位。

とーっても分かりづらいので、今回出てくるものを分かりやすく換算しておきましょう。

 

  • 2 to 3 ounces…60~90g
  • 1+1/2 to 2 ounces…45~60g
  • 350°F…180℃

 

ちなみにこの本のp.123に換算表が載っているのでご安心を!

 

Toaster Oven English Rabbitの感想

赤ワインに浸すだけなら食パンでも変わらないんじゃ?...と考えていたのが間違いだでした。これは絶対にハード系のパンじゃないとダメです。

ちょっとグレーっぽいハード系のパンをトーストし、カリカリのパンの上に赤ワインを注ぐ。赤がグレーに染み込み、黒ずんだ感じがたまらない!

なんだこれ、これでもう美味しそうじゃないか…と思いながら、チーズをのせて焼く…。

食べてみたら…大人の味でしたねー。私、好きです、これー!

赤ワインの独特な渋みが塩っ気のあるパンにいい具合に馴染んで、それをチーズが際立たせている感じ?たまりません。

ワインをパンに染み込ませるので固ければ固いパンほどいいでしょう。というのも、柔らかいパンですとふやふやになってしまってあまり美味しくありません。

赤ワインが苦手な方は少量から始めて下さい。しっかり浸さなくても、かける程度で充分です。そしてチーズは惜しまずタップリと。

今回はミックスチーズで代用しましたが、チェダーチーズのみで焼いたら色も鮮やかできっと綺麗なんでしょう。

あーこれ、私ハマりそう。いや、すでにハマっている...。

ただ1点気をつけて下さい。朝食に食べると、ほろ酔い気分になってしまいますよ(笑)。 

 

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